日本ハム大谷翔平投手(20)が、流血アクシデントに見舞われた。3日、今キャンプ2度目のブルペン入りで投球練習を行ったが、右手親指で薬指を引っかいて出血。1球ごとに「痛ぇ」、「やばい」と声を漏らし、67球でストップした。「(出血が)試合のときは気になったりはないです。(もともと)これくらいで終わるつもりでした」。重傷ではないが、昨季途中にも何度かあったアクシデントで、「(ケアを)いろいろやりたい」と今後対策を講じていく。
調子のバロメーターでもある。「初日(のブルペン)よりいい」と振り返ったように、力はセーブしながらもカーブ、スライダーを多めに投げ、捕手のミットは心地いい音を鳴らした。厚沢投手コーチも「(指先の傷は)腕が振れているときになりやすい」。リリースの瞬間の握力が強いため、いいボールを投げているときほど、自身の爪で指を傷つけてしまうという。
かつてダルビッシュも同じように出血したことがあったが、登板のたびに血が出るようでは、先発ローテーション投手として不安も残る。<1>爪をケアする<2>傷口を瞬間接着剤でふさぐ、など頻発を防ぐための対策が検討されている。7日のフリー打撃に登板して打者との感覚をつかみ、9日の紅白戦に向かう予定。「まだまだ改善する点はあります」。能力が高いがゆえの悩みを抱えている。【本間翼】



