今年もマサ夢がかなうといいな~。8月に50歳になる中日山本昌投手が5日、休日返上で練習した。沖縄・読谷村の球場から帰る途中、イタチのような動物を目撃。昨年も同じ状況でヘビを発見、そのときの会話で「レジェンド」の流行語大賞受賞を希望し、見事に実現した。今回は「日本シリーズで投げる」を夢に設定。今キャンプの元気さを見ると、正夢にするのも決して夢じゃない。
山本昌が練習を終え、2軍宿舎まで歩いて帰っていると左側のサトウキビ畑から突然、イタチのような体長50センチほどの小動物がものすごい速さで横切った。しっぽが長く、色は薄茶色。すっとんきょうな声を上げた。
「何あれ!
イタチ?
マングースか?
いや、マングースはもっと背が高いか。うわあ、燃えてきた。オレ、こういうの見ると燃えるんだよなあ」
山本昌はすぐに思い出した。「そういえば、去年はここに、どデカいヘビが死んでたんだよね。そのとき話していた夢が実現したんだから。今年も夢の話をしようよ。僕が日本シリーズで投げているとかさ。日本一になりたいなあ」
マサに吉兆だった。思えば昨年も同じ状況だった。同時期に行われていたソチ五輪で「レジェンド」の呼称が話題になったジャンプ葛西の話だった。「レジェンドが流行語になればいいのにね。オレが活躍すれば少しは貢献できるかな」と話していたが、その通り、自身の最年長勝利記録更新もあって、オフに実現。すっかり野球界のレジェンドとして定着した。
50歳で日本シリーズに投げる-。そんな大きな夢を口にできるのも、順調に仕上がっている証拠だ。毎年恒例のキャンプ休日返上。約50メートルのキャッチボールを行い、スクリューも3球投げた。今日6日にも初めてブルペンに入る。
「今のところ全然問題ない。本当はもう入りたい。故障だけはしたくないから慎重にやってます。みんな注目するからプレッシャーだよ。松坂みたいにカーテン閉めちゃおうかな。『まだお見せできるもんじゃありません』ってね。最初からよくなくちゃ、いろいろ言われちゃうから」
イタチ(?)がもたらした1秒にも満たない短い夢。数カ月後、レジェンド級の夢につながっているかもしれない。【柏原誠】
◆VTR
昨年2月24日の休日練習後、ソチで銀メダルを獲得した葛西の「レジェンド」が流行語になるのでは、と雑談。そのときにヘビの死骸を発見していた。昨年9月の阪神戦に勝って最年長勝利を更新。同12月にはレジェンドがユーキャン新語・流行語トップ10に選ばれ、山本昌も表彰式に出席した。今年勝てば世界記録になることに「そうすればこの言葉を使ってもらえる資格が少しだけ出てくる」と話していた。



