日本ハム金子誠内野手(36)が13日、レギュラー復帰を狙う来季のキーワードの1つに「快便」を設定した。今季から体調維持の一環で、健康に良いとされる青汁を導入。劇的に「お通じが良くなった」とクソまじめに語るほど効果てきめんだそう。来年2月のキャンプへ「青汁をいっぱい持っていこうと思う」。勝負の19年目で、猛アピールをかける“特効薬”として活用するつもりだ。

 来季で37歳。「もう1度、ショートをやるんだというつもりでいく」と決意を固めている。熱意をサポートする1つが、青汁になりそう。チーム内でもトップ級の酒豪で「生活習慣的に厳しい」と、今後の現役人生を考えた末に改心。酒量を減らし1日1回、青汁の摂取を心がけているという。

 プレースタイルも玄人好みだが、青汁にも同様、通である。試飲を重ね「甘かったりドロドロしているやつはダメ。草っぽい味の方がいい」と見極め、某メーカー製を愛飲中だ。この日1250万円減の年俸9250万円(金額は推定)で契約更改。「頑張るとしか言えない」と端的に誓った来季。日常生活では快調な尻に火がついたベテランが、踏ん張る。【高山通史】