オリックスが今秋ドラフトの野手最上位候補に、東海大・伊志嶺翔大外野手(4年=沖縄尚学)を挙げていることが3日、分かった。外野手の層の薄さをカバーする狙い。伊志嶺は準優勝した今夏の全日本大学選手権で犠打を挟んで11打席連続出塁を記録し、通算打率6割で首位打者に輝き、大会最多タイの7得点もマークした。球団関係者は「高いレベルで3拍子そろっている。当然上位候補」と断言した。早大・大石達也(4年=福岡大大濠)、中大・沢村拓一(4年=佐野日大)ら逸材投手陣と同ランクに位置付け、他球団の動向を見ながら指名準備を進める。