日本ハムのドラフト1位早大・斎藤佑樹投手(22=早実)が、「プロ仕様」のユニホームを身にまとって来季に臨むことが19日、分かった。本人の希望で、ユニホームのズボンのすそが長く、ストッキングが見えないスタイルですでに採寸済み。アマ野球時代に慣れ親しんだクラシックスタイルに別れを告げる。

 関係者は「本人の希望でそうなりました。採寸も終わっていますし、もう(準備は)進んでいます」と話した。アマの世界では、ストッキングを見せる形ではく、いわゆるクラシックスタイルが一般的だが、現在のプロ野球界では、すそを長くして、ズボンでくるぶしまで隠してはくスタイルが主流。「足が長く見える。動きやすいという方が多い」(別の関係者)など、さまざまな効果もある。

 斎藤は9日の入団セレモニーで、初めて日本ハムのユニホーム姿を披露した。「変だったらどうしようかな」と、半信半疑で黒を基調としたユニホームに袖を通し、長いズボンを着用したが「似合っている?

 自分でも、正直ちょっとだけ思いました」と、自らのいでたちには合格点。来季の“戦闘服”を、野球人生で初めてのすそが長いスタイルにすることを決めた。