中日が東海大甲府・高橋周平内野手(17)をドラフト1位候補の最有力に挙げていることが17日、分かった。この日、名古屋市内の球団事務所でスカウト会議を実施。ドラフト候補を45人に絞り込んだ。ドラフト会議は27日午後5時から都内で行われる。

 外れ1位候補には、高校生を中心に複数選手をリストアップした。なかでも高校生投手の評価が高く、甲子園でも活躍した最速153キロの金沢・釜田佳直、素材が光る星稜・西川健太郎の北陸右腕コンビや、153キロ右腕の唐津商・北方悠誠、193センチ左腕英明・松本竜也らが指名候補に残っている模様。大学生では捕手で打撃センスもある白鴎大・岡島豪郎の評価がトップクラスだった。

 中田スカウト部長は「(外れ1位候補の)実力はそこまで変わらないと思う。確実に力のある選手を1人は指名したい。あれもこれもというわけにはいかない」と話した。指名は高校生、大学生を中心に5人前後になる見込みだ。