ビッグプレーで大和を脅かす!?
阪神にドラフト3位指名された駒大・江越大賀外野手(21)が10月31日、東京都内の同大学で指名あいさつを受けた。3拍子がそろった外野手として和田監督から期待のエールが送られた。先輩の長所を吸収し、レギュラー争いに加わる。
憧れ、そして追い抜く-。まだタテジマを身にまとってないが、そんな決意が江越の言葉からは感じ取れた。「一番印象に残っているのは、大和さんの守備。外野の守備は良くも悪くも流れを変える。チームの勢いをつけることもできる。見習いたいと思いました」。前日10月30日まで行われていた日本シリーズ。もちろん、熱視線を送っていた。第3戦、ソフトバンク内川のセンター前に落ちるかという打球をダイビングキャッチして失点を防いだ。第4戦では本塁へのダイレクト送球で生還を阻止。第5戦は前に後ろにと美技を披露した。日本一を争う中、スーパープレーを連発する中堅手に魅了された。
江越も堅守と強肩、走力を兼ね備えている。担当の中尾スカウトも「守備は1年目から使える。将来はゴールデングラブ賞も取れる守備力。一番はそこにほれたね。大和と張り合ってくれると思う」。1年目からレギュラーの座を脅かす存在となり得る逸材だ。
魅力は守備だけではない。「長所は長打力と思っています」(江越)。主軸を任せられるパワーがある。入学直後に放った大学1号は、神宮球場バックスクリーンへの特大弾だった。
和田監督直筆の「チームの中心選手となるべく3拍子そろったスケールの大きな選手になれ!」というメッセージを手に白い歯をこぼした。「スカウトから『1年目から結果を残す選手はそういない。結果を恐れずにやってくれ』と言っていただきました。いろんな人のいいところを吸収していきたい」。貪欲に学び取る。【宮崎えり子】<江越大賀(えごし・たいが)アラカルト>
◆生まれ
1993年(平5)3月12日、長崎県南島原市。
◆球歴
小学2年からソフトボールで始め、中学は軟式。長崎海星では投手兼外野手。3年夏は県大会決勝で敗退。高校通算26本塁打。
◆実績
駒大では1年春から東都大学リーグに出場。3年春から4番。4年秋は打率3割5分7厘、2本塁打で26季ぶりのリーグ優勝に貢献。大学通算11本塁打。12年春、13年秋、14年秋と3度ベストナイン。13年には大学日本代表に選出され、日米大学野球選手権に出場。50メートル5秒8、遠投120メートル。
◆趣味
音楽鑑賞。主に洋楽。休みの日は「ひたすら寝る」。
◆ベンチプレス
リーグ戦中は控えるが、120キロを持ち上げる。
◆サイズ
182センチ、83キロ。右投げ右打ち。



