西武細川亨捕手(29)が今週に予定される契約更改で初の代理人交渉を検討していることが13日、分かった。今季は右ひじ痛などで46試合出場、打率1割7分6厘にとどまった。数字だけ見れば、今季年俸9000万円から減俸は確実だが、どこまで公傷扱いになるかで査定は大きく違う。難しい主張を正確に伝えるため、代理人を立てるようだ。
評価が難しいシーズンだった。昨年日本シリーズで、相手野手と交錯して右肩を負傷。完治しないまま、今年2月のWBC合宿に参加した。国の威信をかけて戦う場で、チームの名誉のためにも手を抜くことなくアピールしたが、最終メンバーから落選。本来ならじっくり調整したかった春先に負担がかかり、4月下旬の右ひじ痛にもつながり、前半戦を棒に振った。球宴明けに復帰したが実戦勘が戻らず、定評のあるリード面や、一発長打のある勝負強い打撃も見せられず、チームは4位に低迷した。
細川は体の状態について「痛みもないし、来年は不安なくいける」と巻き返しに自信を見せる。昨年日本一に導いた西武の頭脳が、強力な援軍を味方につけて交渉のテーブルにつく。




