侍ジャパンは、25日のソフトバンク戦に続き、連敗スタートを喫した。

 先発の則本が3回3失点、2番手牧田が2回4失点、3番手増井が1回1失点と投手陣が8失点。序盤から終始主導権を握られた。

 小久保裕紀監督(45)は「則本の調子というより、台湾のバッターが非常に振れていた。特に3番バッターの王。牧田にしても則本にしても試すところがあった。結果は気にしていません」と言った。

 打線は9安打で5点止まり。3番坂本はチャンスで凡退するなど5打数無安打に終わった。

 小久保監督は「(開幕戦の)7日に向けて、昨年の首位打者ですから、信じて待ちます。最後に中田にもヒットが出た。彼もホッとしたと思う」と話し、「あと3試合ある。主力、レギュラーの選手の状態が上がるのを信じて待つしかない。7日にいい状態に持っていくために、無駄な試合はない」と続けた。