侍ジャパンが延長タイブレークの死闘を制し、2次ラウンド初戦でオランダ(1次ラウンドA組2位)を破った。10回から登板した牧田和久投手(32=西武)が、2点を勝ち越したタイブレークの11回も抑えた。2回無失点の投球で勝利を呼び込んだ。

 牧田は「自分のもってるものを出すだけだと思っていた。必死で日本のために投げました。ランナー背負っても自分のピッチングを心がけたので、その結果だと思います。ピッチャー陣というよりも、チームがひとつになれたと思います。気持ちよかったです。世界一を奪還するために、非常に大きな1勝だと思います」と振り返った。