ボクシングで「世紀の対決」と注目された2日の世界ウエルター級王座統一戦で、マニー・パッキャオ(フィリピン)に判定勝ちしたフロイド・メイウェザー(米国)が翻意し、パッキャオと再戦しない意向を表明したと7日、米スポーツ専門局ESPN(電子版)が伝えた。ケーブルテレビ大手ショータイムのインタビューで答えたという。

 メイウェザーは6日に右肩を手術した相手と1年後に再戦する姿勢を示していたが「気が変わった。現時点ではノーだ。彼が痛々しい敗者で臆病者だからだ」と話した。

 パッキャオの故障が試合に影響したかについて「絶対にない。彼は左右両方とも速くて強いパンチを打っていた。言い訳だ」と断言した。