王者清田祐三(31=フラッシュ赤羽)が2度目の防衛に成功した。同級9位カジョーンサック・シットサイトーン(タイ)と対戦。2回に右ストレートでダウンを喫する苦しい展開も、中盤以降はボディーを効果的に使い、ペースをつかんだ。

 9回に連打でダウンを奪うと、続く10回にも2度倒し、同回52秒、TKO勝ちを収めた。「迷いが試合に出てしまった。コンディションは悪くなかったが、ジャブを突いていく自分のスタイルが出せなかった」と反省しきりだった。