WBC世界スーパーフライ級王者で、28日に同級2位江藤光喜(27=白井・具志堅)の挑戦を受けるカルロス・クアドラス(27=メキシコ)が23日、都内の帝拳ジムで公開練習を行った。

 挑戦者江藤のジム会長、具志堅用高氏が熱い視線を送る中、シャドー、ミット打ちなど約1時間汗を流した。08年に帝拳ジムと契約し「日本は2番目の家」というクアドラスは、日本での5試合をすべてKO勝ち。日本で6試合目となる防衛戦には「KOするための準備をしてきた。KOで勝ちたい」と自信を見せた。偵察した具志堅会長は「スピードもあるし、守備も力を入れている」と警戒を強めていた。