IBF世界スーパーライト級3位小原佳太(29=三迫)が世界挑戦権を認定されたと、5日に都内で発表した。

 昨年11月に米国でカスティーリョ(ニカラグア)との挑戦者決定戦は1-0で引き分け。IBF指令の再戦で合意していたが、1月になって相手が辞退し、IBFが小原に直接世界挑戦することを認めて通達された。

 小原は「これ以上ないくらいうれしい。いつでもいいように昨年からスパーリングも続けている」と世界初挑戦決定を待つばかりだ。王者トロヤノフスキー(ロシア)は昨年11月に奪取したが初防衛戦は未定。三迫会長は「本格交渉は初防衛戦が決まってから。初防衛の相手にと言うなら、ぜひやりたい。挑戦が第一。場所はどこでもと覚悟している」と話した。