日体大4年で初挑戦の同級2位古川夢乃歌(22=ワタナベ)が、3回TKOで新王者になった。2度目の挑戦となった同級3位西村聡美(35=折尾)を初回から攻め、左フックでぐらつかせた。2回にはクリーンヒットも浴びたが、3回に相手を下がらせると、左に続く右ストレートで横倒しのダウンを奪う。ここでレフェリーがストップし、3回1分59秒TKO勝ち。13歳違いのママさんボクサーを打ち負かした。

 古川は「1回にいいのが当たったが詰められなかった。3回にいってみようと思って仕留められた」と屈託なく話した。2月にタイで東洋太平洋フライ級王座を獲得したが、今回は3階級下での世界初挑戦。1カ月半で8キロ落とした。渡辺会長は「常識的にはよくない。落ちないかとも思ったし、苦戦すると思った」と話すも、思わぬ快勝でジム2人の女子王者誕生となった。古川は「うれしいがこれからが大事。いろいろチャンスがあって楽しみ。みんな雲の上の人ばかり」と話す。試合後は我慢してきた大好きなかき氷を楽しみにしていた。