王者山中慎介(34=帝拳)が挑戦者の同級6位カルロス・カールソン(26=メキシコ)に7回TKOで勝ち、12度目の防衛を果たした。具志堅用高が持つ、日本男子の世界戦連続防衛記録13回に王手をかけた。

 山中は「KOもできましたけど、相手が来たときの対処の仕方などまだまだ反省もある試合だった。過去のビデオを見ても意外と起き上がってきていたので、想定していました。勇敢に向かってきてくれたカールソンには感謝しています」と話した。連続防衛の記録については「自分はあまり意識していなくて、みなさんが楽しんでくれればと思います。結果は付いてくると思います。期待に応えるだけです」と冷静に語った。