王者から対戦オファーを受けていたボクシングWBC世界ライトフライ級7位の国重隆(32=大阪帝拳)の世界初挑戦が決定した。6月14日にメキシコシティーで同級王者エドガル・ソーサ(28=メキシコ)に挑戦することが16日、所属ジムから発表された。国重サイドは4月上旬に対戦を持ちかけられ、交渉を進めていた。

 大阪出身の国重は技巧派の左ボクサー。今年2月に日本王座に挑戦したが、5回負傷引き分けで初タイトルを逃した。これまで世界王座を4度防衛しているソーサの印象に関して「テクニックもスタミナもある。リーチが長いので距離感に気をつけたい」と警戒した。

 敵地での厳しい戦いが予想されるが、国重は約4年前にメキシコ合宿を経験しているとあって「雰囲気とか分かっているので、それは大きい。ベルトを持ち帰りたい」と自信をのぞかせた。今後は国内で実戦練習を多めにこなし、6月上旬にメキシコに渡って調整を進める。