所属ジムがなく現在国内で試合を行えない元WBA世界ライトフライ級王者の亀田興毅と、弟大毅が新たに所属する新ジムが、東日本協会へ設立申請を行っていたことが9日、分かった。受理の可否は8月の協会理事会で決定する予定。

 新ジムの代表者は亀田兄弟の所属事務所の五十嵐紀行氏。管理責任者にワタナベジム元トレーナーの吉井真二氏が就く。東日本協会は14日の理事会で申請の報告をし、その内容の精査に入る。

 亀田兄弟は、大毅の世界戦反則騒動で協栄ジムと関係が悪化し、5月に契約を解除。その後は協会預かりの身分で国内のリングに立とうとしたが申請を却下された。