<ハッスル:東京大会>◇20日◇後楽園ホール◇2100人

 04年1月の旗揚げ以来、最大の危機がハッスル軍に訪れた。覚醒した大器長尾浩志の退団、ハッスルGP準優勝の坂田亘の失踪(しっそう)、HGは体調不良で欠場中と、主力メンバーが次々と離脱。この日の試合は1勝3敗とモンスター軍に完敗した。

 唯一の白星が天龍源一郎、越中詩郎の108歳コンビで、タイガー・ジェット・シン親子からの反則勝ち。元気がいいのはオーバー50の2人のみと、今後に不安を残すお寒い結果となった。KUSHIDA、TAJIRIに至ってはコンビ不足が露呈し、川田利明、ゼウス組に完敗。高田総統から「お前ら、本当は仲が悪いんだろ」としゃれにならないツッコミを入れられる始末だった。

 大会終了後、恒例の高田総統バルコニー演説が終わると、ハッスル軍のハッスルポーズ前に席を立つ客も目立ち始め、TAJIRIは「ぼくたちハッスル軍は、解散覚悟で戦う」と悲壮な決意で今後のシリーズに挑む姿勢を見せた。