31日に広島でWBA世界フライ級王者の坂田健史(28=協栄)に挑戦する同級1位デンカオセーン・シンワンチャー(32=タイ)が25日、都内のジムで練習を公開した。縄跳び、ミット打ち3回など、約1時間軽めの練習だった。タイでは139回のスパーをこなしてきたという。「多くの練習をしてきた自信がある。減量も問題ない。勝つためにきた」と自信を見せた。昨年11月の前回戦では1回にダウンを奪ったが、4回に左手親指を脱臼した。その後は5連勝中と雪辱を期している。