WBA世界スーパーフェザー級3位内山高志(30=ワタナベ)が、世界初挑戦へ順調な仕上がりだ。1月11日に東京ビッグサイトで、同級王者ファン・カルロス・サルガド(25=メキシコ)と対戦する。ジムでは18日からフィリピン人のスパーリングパートナー2人を呼び寄せている。25日は2人と各5回で最長10回をこなした。左ジャブから切れのいい右ストレートで圧倒。最終10回には左フックでダウンもさせた。内山は「いつもと違って思い切り打てるし、緊張感もあっていい刺激になっている」。陣営の強力援護で、ジムから初の世界王座への期待に応えたい。