<新日本:ニュージャパン杯1回戦>◇14日◇東京・後楽園ホール◇1900人
棚橋弘至(33)が、137キロの難敵ストロングマン(米国)を破ってベスト8へ駒を進めた。まるでバーベルのように軽々と頭上に持ち上げられるなど、パワーでは圧倒されたが、スリングブレイドをきっかけに反撃。フライングボディープレスをキャッチされるピンチも、そのまま小包固めで丸め込んだ。
地味な勝ちっぷりに、勝利への執着心がにじみ出ていた。新日本のエースを自認しながら、昨年11月に中邑真輔のIWGP王座奪取に失敗してからは、ベルト戦線に絡めない日々が続いている。「オレはエース。もう新日本の中心からはじき出されるのはゴメンだ」。優勝すれば中邑への挑戦権が手に入るだけに、これからも勝利に固執する戦いは続く。


