初代タイガーマスクこと佐山サトルが7日、東京・文京区の興義館で新武道「掣圏」の設立会見を行った。第1回大会は10月29日、東京・後楽園ホールで開催する。ロープ、コーナーのない8角形のリングで戦い、総合格闘技とは一線を画する現代武道だという。入場には日本刀、はかまを着用し、試合時には上半身裸で対戦する。

 今大会はトーナメント方式で優勝者を決定し、賞金(金額未定)も出す見通し。また男性だけでなく、女性にも門戸を開いて掣圏を広めていく予定だ。佐山は「この掣圏を通じて礼儀なども学んでもらいたい。これは総合格闘技ではなく、剣道や相撲に近いものです」と説明していた。