WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃(34=帝拳)が2日、英国から成田空港に帰国した。英国では7月31日にカーディフで開催されたWBC主催の祭典「王者たちの夜」に出席。5度目の防衛戦(10月24日、両国国技館)の相手となる同級1位レンドール・ムンロー(30=英国)と対面し火花を散らした。

 「泊まっていたホテルにムンローが来て、現地のテレビ局のセッティングで、にらみ合ったり、ファイティングポーズを撮った。上半身の筋肉がすごかった。お互いベストのコンディションで、最高の試合をしようと誓ってきた」と振り返った。

 英国滞在中は、バッキンガム宮殿なども観光したが、常にトレーニングを怠らなかった。「ずっと走っていた。飛行機の中でも、ムンローを相手にイメージトレーニングを積んでいた。(ムンローが)サウスポーなので、早めに2カ月くらい前からスパーリングを開始したい。今現在でも、かなりハードに(トレーニングを)やっています」と話していた。