<ノア:東京大会>◇5日◇日本武道館◇8600人

 GHCヘビー級王座に挑戦した森嶋猛は、非情なまでの危険な技を連発しながらも王座に届かなかった。V7防衛を狙う王者・杉浦貴と対戦。序盤にいきなりラリアットを見舞って攻勢をつかむと、場外戦ではパワーボムを見舞って王者の後頭部に強烈なダメージを与えた。終盤にもフランケンシュタイナーを仕掛ける杉浦をコーナーから突き落とすなど非情な攻撃を仕掛けたが、五輪予選スラムを連発して食らってマットに沈んだ。試合後はセコンドに担がれながら「チャンピオンが強かった。以上!」と悔しそうな表情を浮かべていた。