<健介オフィス:東京大会>◇11日◇東京・後楽園ホール◇2100人

 宮原健斗(健介オフィス)が師匠・佐々木健介のデビュー25周年興行でメーンを任された。ノアの前GHCヘビー級王者塩崎豪(ノア)とシングル激突。デビュー丸3年。ヘビー級転向を果たし、潮崎の胸を借りる形での対戦となったが、前GHC王者のパワーに押されながらもキックなどで活路を見いだそうと食らいついた。鼻血を出しながら真っ向勝負に挑み続けたが、試合は23分28秒、ゴーフラッシャーでマットに沈んだ。

 佐々木からは「メーンを見て健介オフィスの未来が見えた」と評価されたが、宮原は「満足するものではなかった。ギリギリの戦いでの体力、心の底から出てくるものがまだ劣っている」と反省していた。