<シュートボクシング:東京大会>◇19日◇後楽園ホール

 元格闘家でタレントの須藤元気(32)が弟子のチャップリン木山(26=フリー)のデビュー戦にダメ出しした。序盤から須藤のようなトリッキーな動きを見せたが、有効打がないまま劣勢を強いられた。最終3回に腹部への攻撃で亮AKB(19=PUREBRED川口REDIPS)の動きを止め、ようやく反撃に転じたが、延長回で左目上を切り流血。ドクターストップ負けとなった。木山は「須藤さんのようになりたくて、ずっと近くで見ていたので、ああいう動きしかできなくなっていた」と苦笑いし「蹴りで倒したかったけど(倒せる)最後の1発が出なかった。延長前に決めないと」と肩を落とした。須藤は「内容がひどい。取材を受けられる状態じゃない。すみません」と取材を打ち切り「反省会だ」と木山と控え室に向かった。