元世界2階級制覇王者ホルヘ・リナレス(25=帝拳)が10月15日(日本時間16日)米ロサンゼルス・ステープルズセンターでWBC世界ライト級王座決定戦に臨むことが10日までに発表された。元WBCフェザー級、元WBAスーパーフェザー級両王者のリナレスは同級2位。同級1位のアントニオ・デマルコ(25=メキシコ)と同王座をかけて激突する。現在、ロサンゼルスでトレーニングを続けているリナレスは「世界戦をする機会を得られてうれしい。ロサンゼルスでとても激しい練習を積んでいる」と、3階級制覇に向けて意欲を示した。

 WBC世界ライト級王座は前王者ウンベルト・ソト(メキシコ)が6月に佐々木基樹(帝拳)との防衛戦を制した後、スーパーライト級への転向のため、7月に王座を返上していた。