<ノア:グローバル・リーグ戦>◇8日◇東京・後楽園ホール◇A、Bブロック公式戦7試合ほか

 開幕3連勝中だったKENTA(30)に初黒星がついた。

 開始後はファンのKENTAコールを受け、佐々木健介(45)を相手にハードな戦いを展開していた。ミドルキックを容赦なくぶち込み、必殺の変型腕固め「ゲームオーバー」を再三狙いに行った。しかしラリアット連発からの北斗ボムを受け、18分4秒に体固めで破れた。

 KENTAは「リーグ戦だから1敗は想定内。でも、ノアの試合のメーンを俺が務めたのだから、最後に立っていたかった。ゲームオーバーは狙いすぎたかな。最後は決めたかったけど。切り替えていく」と振り返った。佐々木とのシングル対決は3年ぶり。「俺はステップアップしているけど、向こうからは感じられなかった。ま、現状維持しているだけでもなかなかのもの」と話した。

 佐々木は「(KENTAに)ジュニアヘビーであっても、ジュニアじゃないような力を感じた。最後にガッチリ決められてよかった」と話した。