橋本大地(19)が、来年1月8日のレジェンドの後楽園大会で長州力(59)とシングルで初対決することが11日、都内で発表された。今月9日のゼロワン後楽園大会で初の自力勝利を挙げたばかりの橋本は「まだ、時間があるので、もっと力をつけて、勝利も積み重ねて挑みたい。自分の蹴りを信じたい」と勝利に意欲を見せた。

 橋本の父で6年前に亡くなった真也さん(享年40)と名勝負を繰り広げた長州は「不思議な縁を感じる。僕にとってチンタ(真也さん)は、大変インパクトのあった選手。その息子とやるとは」と感慨深げ。

 今年3月にデビューした橋本は、蝶野正洋からはSTF、武藤敬司からはシャイニングウィザードと、対戦相手から得意技を受け継いできた。長州は「伝えるとかはない。みんな個々のこと」と話した。