<ゼロワン:オーバー・ザ・レインボー>◇24日◇東京・後楽園ホール◇6試合

 3月28日付で新日本を契約解除になった本間朋晃(35=フリー)が、39日ぶりに復活した。3月16日の新日本の埼玉・熊谷大会以来の試合で、KAMIKAZE(40)植田使徒(29)横山佳和(24)とタッグを組んで、崔領二(31)ライディーン、ニック・プリモ、マーカス・ビーンと対戦。ファンの大声援を受けた本間は、KAMIKAZEの月面水爆を浴びたプリモに必殺のコケシ(ダイビングヘッドバット)でとどめ。14分37秒にプリモを体固めで破った。

 本間は3月17日の新日本の青森大会を急きょ欠場。シリーズ残りの岩手大会と福島大会も欠場して「プライベートな問題」を理由に契約解除が発表された。相手チームの崔からは「彼の得意技はボイコット。どたキャンだけはやめて」と挑発されていた。

 本間は「新日本を辞めて初の試合。リングを用意してくれたゼロワンに感謝したい。だけど、1人だけ気にくわないヤツがいる。崔領二、でかくて、強くて、イケメンだけど、花がねえ。俺の黄色いオーラが見えるか」。久々のコケシ披露には「最高の気分。みんな幸せになれる。勝ちまくって幸せになろうぜ」とおなじみのセリフで締めた。