4月6日にタイトルを防衛した世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフェザー級チャンピオンの粟生隆寛と同バンタム級王者の山中慎介(ともに帝拳)が9日、東京都内のジムで練習を再開した。次戦は8月になる見通しで、粟生は「米国でも名前のある選手とやってみたい」と述べ、山中は「強い相手とやりたい」と意欲を口にした。

 粟生は同じ階級で世界ボクシング協会(WBA)王者の内山高志(ワタナベ)との統一戦が期待される。実現は早くても次戦の後になるが「(内山は)7月に試合があるのでそれ次第だけど、もちろん闘いたい」と、あらためて前向きな姿勢を示した。