22日のノア両国大会でGHCタッグ王者になったサモア・ジョー(33)とマグナス(25)が、一夜明けた23日、都内で会見した。ジョーは「非常に難しい戦いで、途中で何度も駄目かと思ったが、勝ててよかった」。マグナスは「初めての日本で挑戦を認めてもらえて光栄だった。勝利できてうれしい」と振り返った。今後は米国に帰って、TNAの試合に復帰する。「GHCのタイトル管理委員会の認める挑戦者なら、誰の挑戦だって受ける」と声をそろえた。

 ジョーはノアでのシングルの戦いにも興味。GHCヘビー級王者・森嶋猛(33)とは、07年2月にROHニューヨーク大会で戦い、レフェリーストップ勝ちを収めている。「戦ったのは、だいぶ前のこと。今、森嶋が王者なのには理由がある。非常に興味がある」とタッグに次いで、シングルのGHCヘビー級王座にも意欲を見せた。「ほかにKENTAとは互いに嫌いあっているから、戦ってもいい。秋山(準)とも戦ってみたい」と話した。