2月7日に兵庫・神戸ワールド記念ホールでWBA世界フライ級王者デンカオセーン・カオウィチット(タイ)と再戦する亀田大毅(亀田)が7日、成田空港からフィリピン合宿に出発した。

 10月の対戦では判定で負けているだけに、大毅は「前回負けたのに、何の試合も挟まずできるように、スタッフも動いてくれた。その気持ちにも応えないと」とすでに気合十分。前日6日に21歳の誕生日を迎えた大毅だが「特別なことはないっすよ」と、1カ月後の再戦だけを見据えている様子だ。同行するWBC世界フライ級王者で長兄の興毅(亀田)は「手応えは100%。おれがやる訳じゃないけど」と、現時点での大毅の状態に太鼓判を押していた。