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宇野8カ月ぶり復帰に「試合の緊張感」

ライト級のチャンピオンベルトを見つめる宇野(撮影・栗山尚久)
ライト級のチャンピオンベルトを見つめる宇野(撮影・栗山尚久)

 11日に行われる「DREAM・3」(さいたまスーパーアリーナ)の前日会見が10日、都内のホテルで行われ、あご骨折から約8カ月ぶりの復帰を果たす宇野薫(33=和術慧舟会)をはじめ選手16人が大集結した。また同会見では、DREAMと米総合格闘技団体「エリートXC」とのさらなる関係強化も発表された。日本格闘技界のパイオニアとして米国で戦った経験を持つ宇野にとっては、復帰戦直前の願ってもない「追い風」となった。

 約8カ月ぶりとなる復帰戦が、初参戦する団体のメーンイベント。「DREAM・3」は宇野のために用意された舞台といっても過言ではない。それだけに「メーンにふさわしい試合をしたいと思う」と意気込んだ。昨年9月のHERO’Sでのあご骨折は全治6カ月という重傷で、患部には現在もボルトが入った状態。それでも「リングにまた上がれることを感謝したい」。格闘技に復帰できることの喜びを静かにかみしめた。

 この日の会見では、宇野にとって「追い風」となる発表も同時に行われた。笹原圭一イベントプロデューサー(EP=40)が、米・新総合格闘技団体「エリートXC」の幹部2人とともに登壇。DREAMとエリートXCとの「さらなる関係の強化」を明言した。

 8日に33歳を迎えた宇野は、日本総合格闘技界のパイオニアとして01年から米・老舗総合格闘技団体UFCにも参戦したことがある。それだけに「米国を問わず、海外の団体と交流を深めるのはいいこと。業界も活性化するので、どんどんやってほしい」と目を輝かせた。

 格闘家として戦えることの喜び。さらには自身が切り開いた小さな道が、大きな波となって帰ってきたことへの喜び-。「あらためて試合前の緊張感になってきた」。復帰のゴングは、埼玉に鳴り響く。【山田大介】

 [2008年5月11日8時55分 紙面から]


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