<全日本:東京大会>◇11日◇後楽園ホール◇1550人

 IWGPヘビー級王者、全日本の武藤敬司(45)が後楽園ホールでの開幕戦でフォール負けを喫した。3冠王者・諏訪魔と組み、太陽ケア、鈴木みのる組と対戦。プロレス史上初の現役4冠タッグとして挑んだが、20分35秒、ケアのTKO34からの片エビ固めでフォールを奪われた。武藤は「非常に不本意な結果。ベルトを巻いて諏訪魔じゃねえけどプレッシャーはあった」と肩を落とした。

 試合中、腰も痛めた。「頸椎(けいつい)、ひざ、腰の痛みでだるま状態。ただ、だるまは起き上がるからね」と悔しさをにじませた。一方、ケア、鈴木組は抱き合って大喜び。「空気読めなくてごめんね。強すぎちゃってさあ」と鈴木節をさく裂させた。これで、世界タッグ王座挑戦に大きく踏み出した。