WBA世界フライ級王者の坂田健史(28=協栄)が7日、異例の「たすき掛け」スパーで王者の実力を見せた。ダブル世界戦(30日、東京・代々木第1体育館)でWBC王者内藤大助の対戦相手でもある日本王者でWBC13位の清水智信(金子)と、都内の協栄ジムで8ラウンドのスパーリングを敢行。持ち前のスタミナで後半は圧倒した。
時間がたつほど、坂田の動きは良くなった。スパーリングは室温35度、ラウンド間のインターバル30秒(通常は1分)で行われた。デビューからスタミナをつけるため、自らに課してきたスタイル。後半にばてた清水に対し、坂田は右ストレート、左右のボディーを確実に当て続けた。内藤の相手に王者の貫禄(かんろく)を見せた坂田は「疲れている割には動けた。このスパーリングのやり方(暑さと短いインターバル)でスタミナをつけてきたから」とダブル世界戦でのWBA3位久高寛之戦に向け自信を深めていた。

