WBA世界ミニマム級王者の新井田豊(29=横浜光)が自身最多の実戦トレで最強挑戦者を迎え撃つ。同級1位ローマン・ゴンサレス(21=ニカラグア)との8度目の防衛戦(15日、パシフィコ横浜)を前に4日、スパーリングを公開。デビューから20連勝の怪物との対戦に備え、週50回の猛スパーリングを積んだことを明かした。

 連日のように10回のスパーリングをこなしてきた。世界戦を前にした選手としては異例の数。特に30歳を前にした新井田の場合、前戦まで調整重視の「省エネトレ」だった。スパーリングは2カ月で約40回。今回の週50回の多さが分かる。

 燃える材料があった。横浜光ジムの故関光徳前会長(享年66)が6月に死去。「勝つことが供養」と自然と練習にも力が入った。ゴンサレスの前評判が高いことも王者としてプライドを揺さぶられた。「ゴンサレスは若いし、経験がない。穴もある」と自信を見せていた。