<プロボクシング:日本スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦>◇4日◇東京・後楽園ホール

 日本スーパーバンタム級4位の三浦数馬(29=ドリーム)が王者の下田昭文(帝拳)を8回負傷判定で破って、新王者に輝いた。序盤から右ストレートなど有効打を放ち、8回、偶然のバッティングで左目尻を負傷。同回38秒、試合続行不可能となり、2-1の判定勝利した。三浦は12勝(5KO)2分け。

 無名の三浦が、世界を見据える実力王者の下田を破った。序盤から持ち前のスピードをいかし、下田の強打を空転させた。力んだ相手に対し、的確に得意な右ストレートを当ててポイントを奪い、8回負傷判定勝利につなげた。高校、大学と無冠の遅咲きの新王者。所属のドリームジムにとっては設立6年目で初の日本王者誕生となった。「高校からボクシングを始めて13年。いろいろな人に恩返しができた」と初タイトルを喜んだ。