WBC世界フェザー級王者オスカー・ラリオス(31=メキシコ)が世界の壁になる。同級9位の粟生隆寛戦(16日、東京・代々木第1体育館)を前に9日、都内で練習を公開した。

 03年4月の仲里戦で試合中にあごを骨折しながら判定勝利するなど、対日本人4戦全勝。スパーリングを含めれば10度目の来日でホームのような感覚で試合に臨む。ピークを過ぎたとの声もあるが、8月の初防衛戦では3回に左腕を負傷しながら、右腕1本で戦って7回TKO勝利するなど、71戦のキャリアで培った駆け引きは一級品。世界初挑戦の粟生について「経験と力強さが違う。大好きな日本でまた試合をするためにも勝つ」と余裕を見せた。