長谷川KOより防衛、弟分粟生W勝利を
WBC世界バンタム級王者の長谷川穂積(27=真正)が「弟分」に勝利を贈るため、KO宣言を封印した。同級2位バルデス戦(16日、東京・代々木第1体育館)を前に10日、都内で練習を公開。試合当日のセミファイナルで弟分の粟生が世界初挑戦する。世界王者奪取を一緒に喜ぶため、自らは勝利に徹する決意だ。
3歳年下で弟のようにかわいがってきた粟生とのダブル世界戦。「ボクサーの中では一番仲がいい。粟生が世界を取ってくれることで、勇気をもらう」と弟分の勝利を信じる。自分が水を差すわけにはいかない。リスクを極力避けるつもりだった。苦手のサウスポー対策のため、自己最高の135回のスパーを敢行するなど準備も万全。6月の前戦では予告KOを実現したが「今回は狙いません」と方針を転換。兄貴分としてV7を決め、メーンを締める。
[2008年10月11日8時21分 紙面から]
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