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石井変わらぬ大物ぶり、母校祝勝会に遅刻

祝勝会を終え、カメラに向かってポーズを取る石井慧(撮影・藤田啓輔)
祝勝会を終え、カメラに向かってポーズを取る石井慧(撮影・藤田啓輔)

 3日にプロ格闘家転向を表明した北京五輪柔道100キロ超級金メダリストの石井慧(21=国士舘大4年)が8日、母校で行われた五輪祝勝会に遅刻した。同大柔道部の斉藤仁監督(47)をはじめ同五輪66キロ級金メダリストの内柴正人(30)同100キロ級代表の鈴木桂治(28)ら大先輩が定刻前に集合する中、約20分遅れで到着。だが悪びれる様子もなく「よろしくお願いしま~す」と笑顔であいさつするなど、変わらぬ大物ぶりを発揮した。

 約2時間の祝勝会を終えた石井は、遅刻の理由について「ワークアウト(練習)してたんで…」と説明。プロ転向表明後は「練習は打撃が9割、寝技1割ぐらいですかね。1日3~4時間練習しています。体中、筋肉痛で痛いっス」と慣れない総合格闘技の練習に四苦八苦の様子だ。現在の悩みは上半身の筋量が多すぎて「(体形的に)ストレートが打てないこと」だが、最近では練習にヨガも取り入れてウエートコントロール。北京五輪当時は112キロあった体重も今月初めには108キロまで減量し、俊敏さも兼ね備えた総合格闘家へと変ぼうしようとしている。

 練習以外でもプロ転向の準備は着々だ。今月末には国士舘大柔道部寮を退寮するが「(1人暮らしの)部屋も決めました。間取りは2LDKで、サンドバッグとかも常設する予定です」。現在は取材やイベントに忙殺されて「分刻みのスケジュール」をこなす毎日だが、持って生まれた大物ぶりと飽くなき向上心でプロへの階段を確実に上っていく。【山田大介】

 [2008年11月9日8時40分 紙面から]


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