<戦極:埼玉大会・戦極の乱2009>◇4日◇さいたまスーパーアリーナ

 戦極ライト級(70キロ以下)選手権で北岡悟(28=パンクラスism)が、五味隆典(30=久我山ラスカル)を1回1分41秒、アキレスけん固めで破って初代王者に輝いた。柔道と柔術をバックボーンに持つ北岡は「最終的に組んで決めればいいと思っていた」。打撃が得意な五味が予想に反して組み合ってきたところを見逃さず、右足を取って完勝した。

 168センチと小柄ながら自称「筋肉が付きやすい体質」で、平常時の体重はミドル級(83キロ以下)も超える84キロ。そんな体格と首を前に突き出す独特の歩き方から、付けられたあだ名が「寝技熊将軍」。いつも減量に苦しんでいるが、今回は「11月(第六陣)から2カ月だったので、今までで一番、減量が順調だった」と万全のコンディションで選手権試合を迎えていた。

 PRIDE初代ライト級王者五味を破っての初戴冠に「うれしい気持ちと不思議な気持ちと半々」。初防衛戦については言及しなかったものの「今日は僕の挑戦を受けてくれたので、リング上で五味さんに『挑戦者として来てもらえますか』と話した」と再戦も視野に入れている。【山田大介】