ノアと帝京平成大が13日、都内で記者会見を開き、ノアの三沢光晴(46)小橋建太(41)秋山準(39)ら7人が4月から同大の東京・池袋のキャンパスで、新たに開講する「スポーツ文化論」の授業を行うと発表した。同大の地域医療学部柔道整復学科の木村都優司教授がノアのトレーナーを務めていることから実現。三沢は客員教授、小橋、秋山、本田、力皇、仲田統括本部長、浅子トレーナーらは非常勤講師として教壇に立つ。初回が4月9日に行われ、1コマ1時間半、計15週にわたって続く。

 三沢は「学生は人生でもっとも悩んでいる時期。下手な話しはできない」と、やや緊張気味で、小橋は「腎臓がんを含めて9度の手術を乗り越えた経験を伝えたい」。秋山は「27歳で患った自律神経障害の克服法を学生と一緒に考えたい」と話した。受講者は健康メディカル学部など3学部16学科がある池袋キャンパスの学生が対象。希望者全員が受講できるように、同大では400人収容の教室を準備している。