世界2階級制覇でWBC世界スーパーフェザー級王者の粟生隆寛(26=帝拳)が過去の世界戦で最多となるスパーリング数を重ね、初防衛を成功させる。4月8日に同級3位ウンベルト・グチェレス(22=メキシコ)とのV1戦(東京・両国国技館)に向け、25日に都内の帝拳ジムで練習を行った。既に1月29日からスパーを開始し、計43回を消化。過去4度の世界戦は平均150回のスパーで調整してきた粟生だが「今回はいつも以上になるのは間違いない。やれるだけやれば自信になりますから」とハードトレを続ける意気込みを示した。