WBA世界ミニマム級王者の八重樫東(29=大橋)が「37歳まで現役可能」のお墨付きを得た。WBC同級王者井岡一翔(23=井岡)との団体王座統一戦(20日、大阪・ボディメーカーコロシアム)へ向けて8日、都内でフィジカルトレーニングの専門家・土居進氏の指導を受けて約2時間半、長短距離を走り込み、約1カ月半の肉体強化メニューを終えた。筋力や心肺機能がアップし、土居氏は「短期間で高い完成度に仕上がった。今後も続ければもっと伸びるし、ボクサーの定年まで(現役を)続けるべき」と評価した。

 ただ、予想を大幅に上回る回復力を身に付けたため「もっと追い込める」(土居氏)と急きょ、競輪選手も使用する特殊バイクを使った脚力強化を井岡戦直前まで“延長”することに。八重樫は「この練習をあと7年以上ですか」と苦笑いしながらも「1つ1つ消化すると、試合に近づいているという感覚になる」と自信を胸に、調整の総仕上げに取り掛かるつもりだ。