IBF世界スーパーフライ級6位帝里木下(28=千里馬神戸)が、呪いをかけられた?

 18日に王座決定戦(神戸ポートピアホテル)を行う同級1位ゾラニ・テテ(26=南アフリカ)が15日、神戸市内のジムで公開練習。ロープを跳ぶテテの横で、トレーナーら陣営が呪術の歌を披露。「帝里は骨を折る」「帝里は電車にぶつかる。その電車の名前はテテだ」と、不穏な?

 歌を大声で歌い続けた。

 南アフリカには「サンゴマ(呪術師)」が存在しており、神秘思想が根強い。サッカーでも勝利のおまじないとして「ムティ」と呼ばれる薬草を煮詰めた液体を体にかけるという。テテ陣営のムラ・マネジャーは「歌はいつものこと。私たちの文化だ」とニヤリ。試合では同国の民族楽器「ブブゼラ」も使う予定。テテは「帝里には申し訳ないが、今回は私がベルトを巻く番だ。彼をたたいて、骨を砕く」と自信満々だった。