IGFは25日、都内の事務所で会見し、12月31日、両国国技館で行う「イノキ・ボンバイエ2014」大会のメーンで、IGF王者ミルコ・クロコップ(40=クロアチア)に前王者の石井慧(27)が挑戦すると発表した。クロコップは8月のIGF2大会で、石井を破り王座を奪取。今回が初防衛戦となる。

 石井は、10月初めの練習中に右肋骨(ろっこつ)を骨折し、11月11日に予定されていたM-1チャレンジ北京大会の対セルゲイ・ハリトーノフ戦を欠場。現在はオランダ・ロッテルダムにあるゲガール・ムサシのジムで対戦に向け練習中。スカイプを使い会見した石井は「リベンジできる機会を与えてもらいうれしい。肋骨もほぼ完治したし、ボクは1番じゃないと気が済まないので、ベルトを持って幅を利かせたいと思う」と話した。