亀田ジムの五十嵐紀行会長は9日、亀田大毅(21)がタイトルを獲得した7日のWBA世界フライ級タイトルマッチ(神戸ワールド記念ホール)で、会場に出入りする関係者用の偽造パスが出回っていたと明かした。興行を主催した同会長によると、試合当日、事前に前王者のデンカオセーン(タイ)サイドに渡した関係者用パスをコピーした偽造パスで、約80人のタイ人らが不正に会場に入っていたことが分かったという。
タイサイドの求めに応じて約20人分のパスを渡したのは主催者サイドだが、会場の出入り口でチェックするのは日本ボクシングコミッション(JBC)の管轄。この日、都内のJBC事務局を訪れ「取り締まり強化をお願いした」という五十嵐会長は、「(不正入場による)損害額は少なく見ても500万円。興毅の次戦が(同じくタイ人の)ポンサクレックになりそうなので…」と困惑気味。タイサイドには今後、文書で抗議するという。

