横綱日馬富士(31=伊勢ケ浜)が26日に、都内の病院で右肘の手術を行っていたことが明らかになった。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が「遊離軟骨、いわゆるねずみの除去手術を受けた」と話した。以前から「電気が走る」と右肘の痛みを訴え、今場所も何度も患部を押さえる場面があった。その腕で、千秋楽の一番では横綱白鵬を倒し、照ノ富士の初優勝と大関昇進をアシストした。9場所も優勝から遠ざかっているが、伊勢ケ浜親方は「右腕が伸びず、得意の突き、押しができなかった。これからまた強くなれる」と期待した。7月の名古屋場所は出場する意向だという。